教師にもメリットの多いICT教育
教育現場でのICT化が進むことで、電子黒板やタブレットを使用した授業が当たり前になってきました。生徒の板書の時間を効率化させるだけでなく、視聴覚的にも興味を引くことができるため、生徒のやる気をあげることにも役立ちます。
また、これまでは時間のかかっていた授業準備も、大幅に削減することが可能です。教師が授業に必要な資料やプリントを用意し、生徒の人数分プリントを行い、授業中は黒板に書き込みながら説明をしなくてはなりませんでした。
また、プリントを回収して採点が必要な場合、人数分のプリントがそろっているかの確認や、採点に時間がかかることも少なくありませんでした。
ICT機器を使用した授業では、小テストを行う際にマークシートやチェック型のテストにすると、一斉に採点を行うことも可能です。また、採点が自動的にデータ化され、クラスの平均値や生徒ごとのテスト結果などもグラフで簡単に表示させることもできます。
ICT教育は生徒だけでなく、教師が有効的に時間を活用できることから、双方にメリットの多い教育だといえるでしょう。
タブレットの使い方に注意が必要
タブレット端末を使用すると、生徒も教師も利便性が良いため、宿題や資料作りのために生徒に持ち帰らせることを考える教師も多いことでしょう。
タブレット端末にセキュリティ対策を万全に施しているなら問題ありませんが、そうでない場合は注意が必要です。
持ち帰ったタブレットを自宅の無線LANにつなぎ、宿題や資料作りをする生徒がほとんどと思われますが、その際に家庭ごとの無線アクセスポイントの情報が残ってしまい、無線LANの暗号化キーがほかの生徒に知れ渡ることも考えられます。
また、自宅に帰る前にファストフード店などに立ち寄り、公衆無線LANを使用すると、タブレット内の情報が盗まれることも十分に考えられます。
まずは学映システムに相談を
タブレットを持ち帰らせる可能性がある場合、事前に対策をしておくことが必要です。学映システムではこのような事態を想定し、ICT教育化を進めることが可能です。
学映システムは学校ごとに合わせたシステム作りをしているため、セキュリティ対策を強化したシステムを依頼することもできます。
たとえば無線LANのアクセスポイントを一括消去するなど、さまざまな仕組みを取り入れることが可能なようです。
また、セキュリティソフトをすべてのタブレットに導入するなどの対策も可能なので、ICT教育化の悩みは一度学映システムに相談してみてはいかがでしょうか。